チョコレート工房見学 [ニカラグア事情]

日本に一時帰国する際、必ずお土産で買って帰る「モモトンボ(MOMOTOMBO)」のチョコレート。昨年の披露宴でもお客様にお配りいたしました。

マナグアにあるここが本店で、とても小さなお店ですが、観光地のグラナダやマナグア空港などにも支店があります。

先日このモモトンボの工房を見学する機会があったので行ってきました。ちなみにモモトンボとはニカラグアの火山の名前です。

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門を抜けると小さな売店があり右横が工房になってます。

P1010348.JPG上の白っぽいほうがローフーディストが泣いて喜ぶローカカオビーンズ。下が焙煎済みのものです。

味見が出来たので、生のほうも食べてみたのですが、どっちが美味しいかと言ったら焙煎済み。

市販のローカカオニブっつーものは程よく香ばしいですよね。ディハイドレーターで乾燥させてるのかな。或いは天日で。

他の人にも生を味見してもらったら、「うん、興味深い味」と言ってました。

P1010360.JPG焙煎マシーン。すごくいい香りがしてくるんですよ~

P1010355.JPG焙煎したものをこの道具で割りニブにする。

P1010362.JPG駒のようにずーっと回り続けてるバターの攪拌器。ローカカオバターよ。

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一つづつ手で丸められていきます。この工房、つくづく非電化、手作業ですね。

そして、このチョコレート、日本人にあげると好き嫌いが半々に分かれます。

最近、テンパリングチョコレートも販売するようになったみたいですが、主流品はマヤ時代から受け継がれた製法で作るこのチョコボール。ミネラルが豊富だとか。

ですから味がマヤ的で舌触りはザラザラしているので、癖の無いものが好きな方には合わないのでしょう。

でも私はそこが好き。ローフーディストは大好きだと思います。だってローアーモンドチョコボール食べてる人たちだもの。

P1010359.JPG談話タイムに出されたチョコレートドリンク。砂糖、ミルクたっぷり。でも美味しかった。

チョコレートに使うカカオは発酵した後焙煎するのだそうですが、ドリンクに使うほうは発酵はしないそうです。なぜかは聞くの忘れた。言ってたのかもしれないけど、スペイン語なもんでね。

ある人が「どうして数ある火山の中で(ニカラグアは火山の国なのです)モモトンボを店名に選んだのですか」と質問すると、一つはモモトンボの頭文字、Mは子供にとってもとても覚えやすくキャッチーな字であるということと、二つ目は、なんと日本の富士山に似てるからだそうです。なんでも、まんがで富士山の絵を見てこれいい!と思ったらしく、それがモモトンボと似てたからだとか。

P1010367.JPG箱のイラストのモモトンボ火山。

CIMG0986.JPGこちらがそのモモトンボ火山。と二年前の私。

今日も読んでいただいてありがとうございました。

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みさっちゃん

私はこのチョコレート好きだったよー。美味しかった。ありがとう★こんな風に作られているとは!パッケージもかわいいよね。

by みさっちゃん (2010-11-15 20:13) 

satyta

みさっちゃんへ
披露宴でお配りしたチャイ味とチレ味は残念ながらもう販売してないんですって。ここの人にはなじみが薄く受け入れられにくかったので賞味期限内に売れないのが理由だそう。私のベスト2だったのになー。
by satyta (2010-11-16 12:18) 

山尾望

初めまして。モモトンボ山についてお尋ねしたいことがございます。ちょっと前の内容についてのコメントなので、ご覧いただけるかどうか気がかりですが、お目にとまることを期待しております。ご返信願えれば具体的な質問を記します。よろしくお願いいたします。
by 山尾望 (2012-03-14 22:30) 

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