九州にも原発さんはいらっしゃる
私は現在ニカラグア在住で、出身も九州の福岡県なのですが、今回の東北の震災、原発の事故は言葉で表現するのは限界があるのですが、「ショック」、感覚的にこの言葉がぴったりです。
まったくもって対岸の火事ではありません。
だから、九州に住んでる他の人たちも、対岸の火事と思ってないはずです。
今、福島原発、東京電力ばかりが取り上げられていますが、九州にも当然、原発はあります。
佐賀県の玄海原発と鹿児島県の川内(せんだい)原発。
今、佐賀の玄海原発2号機と3号機は定期点検中で休止していて、今回の福島原発の事故がなければ、もう再開されていたはずだったようです。
九電もさすがにそれはまずいと思ったのか、いろいろまた再点検やら防災訓練やらをしてるとアピールしています。
そして、今回のような津波にも対応できるよう、九州にある全ての原発に更なる安全措置をとると社長は発表しています。
400億円、かけて!!
ニンニクさんなのでしょうか?
それに400億円かけるなら、原子力発電所の近くの海上に、九州大学が開発したすんばらしい風力発電をばんばん並べればいいじゃないですか!
九電は夏の電力消費に向けて、GWにはこの休んでる原発さんを再開したいと言っており、そしてまた、玄海町の町長も「再開しなけば計画停電や節電も免れないだろうから、再開を受け入れる」と言っています。
この町長を含め、わたしたち一般の消費者は騙されているのです。
一般家庭がささやかに節電、停電しなくても、電気料金体系を変えればとたんに電力消費量は減るのです。
日ごろから節電などに興味がある方ならわかると思いますが、一般家庭の電気料金は節電すればするほど料金は安くなります。
なのに、なぜか、企業に対しては使えば使うほど安くなるのです。なんなの?
それにしても、原発事故の恐怖に晒されるくらいなら、節電なんか喜んでするし、計画停電なんて洗練された行事、いくらでも受け入れますよ。
ここニカラグアでは無計画停電が最近頻発してますし。
もうすでにご存知の方も多いと思いますが、私のこの知識の殆どは、活動家の田中優さんからおそわったものです。
YouTubeで「田中優」と検索してみてください。講演会が引っかかると思うので、是非多くの方に見ていただきたいです。
原発がなくても電気はあなたの元に届きます。
原発を作れば作るほど電力会社が儲かるから作っているのです。
しかも、東京電力は東京都内に作らず福島県に作った!!!
九州電力だって似たようなものです。何故、ももち浜に作らない!?
事故がなければ、放射能物質による健康被害はないと電力会社も言うし、私たちもそうだと思っていました。でも、ドイツ政府のデータによると原発付近の自然死産率は平均の2倍だと報告されています。
以上のこと、詳しく田中優さんが説明してくれてます。
今日も読んでいただいてありがとうございました。
それではまた!美しい日本を次世代に残しましょう!!!
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